company-lecture企業講話
2022年10月14日
北海道ポラコン株式会社 中島 康成 様
講話日9/22
本日は、「ビジネスモデルについて考えてみよう!」をテーマに、北海道ポラコン株式会社の中島康成代表取締役社長にご講話いただきました。
例えば、同じコーヒーショップでも、「安くておいしいコーヒーを提供する」、「コーヒーを楽しむ空間を提供する」、「コーヒーを提供するピープルビジネスを行う」など、色々な「ビジネスモデル」が考えられます。
大事なことは、大きくなる企業、生き残る企業には、必ず明確で優れた「ビジネスモデル」があるということ。
また、「ビジネスモデル」は決算書からも読み解くことが可能です。
「中古商品」を取り扱うメルカリとブックオフのバランスシートを比較すると、「流動資産」と「固定資産」の割合に明確な差が見られます。
メルカリ(IT企業)のような「マッチング型プラットフォームモデル」は、資産の9割が現金等の「流動資産」で、実店舗が不要なため「固定資産」は殆どありません。
対してブックオフ(小売業)は店舗や倉庫が「固定資産」に計上されるため、その割合は必然的に高くなります。
一見同じビジネスを展開している企業同士であっても、「ビジネスモデル」によって必要な資産が異なるということですね。
ちなみに、北海道ポラコンのビジネスモデルは、「雨水の流出抑制のため、建設計画に応じてコンサルテーションを無料で行い、ポーラスコンクリート(透水性・浸透性を持つコンクリート)の設置を提案する」とのことです 。
講話中の中島様。
中島様ありがとうございました。