CA 札幌商工会議所付属専門学校

企業講話

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2022年10月28日

第一滝本館 総支配人 濱坂 雄二 様

本日は、登別温泉の老舗旅館、第一滝本館より濱坂雄二総支配人をお招きして、「第一滝本館のSDGsへの取り組みについて」をテーマに、ご講話いただきました。

現在の主流であるホテルでのビュッフェ(バイキング)形式による食事の提供は、少なからずフードロスが生じます。第一滝本館では、余った食材を利用したメニューを社員食堂で提供したり、家畜用飼料として畜産農家に提供するなどして、SDGsの達成目標のひとつである「フードロス削減」に努めています。

また、同社が進める「泊食分離(宿泊施設が部屋料金と食事料金を別建てにすること)」も、観光客をひとつの宿泊施設で抱えず、周遊性を高めて地域全体が潤うことで、持続可能な観光資源の保全に努めようという政策の一環だと考えられます。

特にインバウンドはホテルで食事をとらないことが常識ですから(彼らは外国の地で知らないレストランに入ることを旅の楽しみのひとつに数えています、恐らく失敗することも含めて)、時代に即した政策だと言えますね。

 

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