company-lecture企業講話
2022年12月13日
空知商工信用組合 理事長 谷山 哲也 様 総務部部長代理 橋本 直敬 様
2022年11月24日実施
講師:空知商工信用組合 理事長 谷山 哲也 様
総務部部長代理 橋本 直敬 様
今回は「地域社会における信用組合の役割」「就職活動へのアドバイス」の2テーマでご講話いただきました。
さて、信用組合をはじめとする金融機関の存在意義とはなんでしょうか?谷山様は、その根源的なものとして「信用創造」をあげておられます。
金融機関は、預金という形で大勢の預金者からお金を預かり、いつでも払い戻せるように現金を用意します。しかし、実際には預金者全員がすぐに払い戻すことはないため、一部を支払準備にあてて、残りは「貸付」に使用することができます。
貸付けられたお金は、取引先への支払いにあてられ、支払いを受けた取引先はそれを預金に移動します。この繰り返しにより、「預金通貨」が新たに生み出され、金融機関全体の預金残高は増えていきます。
「信用組合」は、多くの金融機関の中では比較的小規模ですが、「組合員の相互扶助を基本理念とする非営利法人」という独自の立場があり、利益のためでなく、組合員である地域の小規模事業者の発展や勤労者、住民の生活支援のために存在しています。
もちろん、小規模事業者への貸付は、審査コストや信用リスクが大きいというデメリットがありますが、地域に密着し、身近なお付き合いをしている信用組合だからこそ資金供給が可能となっています。
次に総務部橋本様から、就活学生へのアドバイス。必要なスキルはいろいろあるけれど、最終的には「報・連・相」。大事な結論はやはりシンプルですね!