本日は、「若者中心の企業経営と地域活動」をテーマに、株式会社北創の角川幸治代表取締役会長にご講話いただきました。

建設業といえば、「３K（きつい、汚い、危険）」の業界と言われ、どちらかというと人気のない業界と言われますが、石狩市のご当地ヒーロー「サーモンファイター・ルイベ」を生み出したアイデアマンの角川会長が、経営理念や経営計画書を作り、取引銀行の支店長を招く経営計画発表会、環境整備、早朝社長勉強会を開催するなど次々と社員の心をつかむ企画を生み出した結果、会長のお父様が創業し、30年前は売上1億円、社員10名だったのが、今では売上20億円、社員112名にまで成長し、特に2014年からの7年間で、会社数、売上、社員数、女性社員数、入札工事受注数が5倍に、30歳以下の社員数がゼロから20名近くになり、職場もきれいになり、ムダが無くなり、仕事も捗るようになったそうです。

ただ、やみくもに売上を増やせばいいものではない、いろいろな企画をやりすぎてお金がかかり、あまり利益が出なかったのが反省点であるというお話もあり、なかなか難しいところもあるようです。

最後に角川会長から、もし進路が決まっていなかったら、令和になってから生まれた産業（例：ブロックチェーン技術）に関心を持ってみたらいいのでは、とのアドバイスをいただき、皆さんの参考になったのではないでしょうか。