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2017年11月10日
学生広報インタビュー ㈱グランビスタホテル&リゾート 札幌グランドホテル
㈱グランビスタホテル&リゾート 札幌グランドホテル
管理副支配人 髙橋 央
インタビュアー
1年F組 北海道観光学科 Choco&もぐら
もぐら)本日は、北海道の中でも歴史のある札幌グランドホテル、髙橋副支配人にインタビューいたします。よろしくお願いいたします。
今日の講話の中で、炭鉱から始まり、不動産、観光業と時代と共に移り変わってきたとのことですが、今後の展望をお聞かせいただけますか?
髙橋副支配人)グランドホテルは、北海道の開拓の歴史や北海道の基幹産業と共に歩んできました。これからは本州方面へホテル事業を進めて行きたいと考えております。千葉県の鴨川シーワールドのホテルと水族館、世界的にも有数なシャチの孵化と飼育に成功しているものですから、こちらの事業所の特色を活かしてながら安定した事業を継続していくことと、積極的に新しいホテルを開業していくというのが私共の使命となっております。
Choco)グランドホテルでは、北海道と九州のコラボメニューがあったり病院食とのコラボメニューがありますが、なぜ病院食とコラボしようと考えたのですか?
髙橋副支配人)グランドホテルをご利用のお客様の中には、体を壊されたり、糖尿病の方もいらっしゃいます。ご家族と一緒にお食事に来ていただいたのですが、ご家族と同じ食事が摂ることができないということがありました。また、そういったお客様が多いというお話がありまして、ホテルスタッフも感じていたことでしたので、当ホテルをご利用頂いている萬田記念病院の院長にご相談して「ブルーメニュー」を考案頂き、メニューからサービスに至るまでタイアップしてレストラン事業を進めております。
もぐら)世界のVIPをおもてなしすることも多いかと思いますが、その際に最も心がけていることはありますか?
髙橋副支配人)お客様のみなさまに共通することですが、北海道ならではの独自のサービスですとが、北海道らしいと思って頂けるような接し方に重点を置いております。ホテルは日本全国にありますから、札幌が思い出に残るような温かなおもてなし、接客を心がけております。
Choco)講話の中で、北海道はサービスは三流とお話されてましたが、北海道のサービスの質を高めるために、これからの観光業界がするべきことと何だしお考えですか?
髙橋副支配人)確かに、かつてはそう言われた時代がありましたが、今は洗練されたサービスを心がけながらお客様に接しております。それが全てのキャストメンバーに浸透するようにしていきたいと考えております。洗練されたサービスというのは、やはら皆さんが学生のうちに色々な所へ旅行へ行かれてホテル施設を利用することがあれば、そこで感じ取れるのではないかなと思います。
もぐら)グランドホテルとしてサービスの質を高める取り組みをされていますか?
髙橋副支配人)当社では、管理部門の人事の中に教育研修の担当者がおりますので、研修やセミナーは、英会話教室も含め月に20~30件ほど導入しております。社外のセミナーにも積極的に参加させております。また、沖縄の高級リゾートとの交換研修制度やパリのレストランでの体験留学の研修制度も行っておりますので、道外の色々なスキルを吸収して、それを身につけて戻ってきてもらうことを通年で行っております。研修制度には、かなり重きを置いております。
Choco)最後になりますが、これから進路を考えている学生や高校生へメッセージやアドバイスをお願いいたします。
髙橋副支配人)高校生のうちは、何をしていいのか、なかなか見つけにくいと思いますが、私自身も振り返った時に高校時代は何をしたいのか思いつかなかったと思います。まずは、勉強することだと思いますから、自分が一番やりたいとこを勉強する機会を自分で見つけて欲しいと思います。それが専門学校かもしれませんし、大学、短期大学かもしれませんが、数年後の自分を思い描くときには、必ず自分が何をやりたいのか、ご両親や学校の先生に言われるのではなく、自分が一番やりたいこと、道を高校時代に見つけることが大事なことかなと思います。
もぐら)本日は、貴重なお話をありがとうございました。