本日は、定山渓温泉に本社を構える、株式会社第一寶亭留の林良太執行役員総括支配人に

ご講話いただきました。

 

まずは、「寶亭留（ホテル）」と言う当て字について。

この字は、昭和32年の「定山渓第一ホテル」開業当初に投宿した書道家の関野香雲氏が

揮毫した「定山渓第一寶亭留」の篆書に由来します。

寶亭留には「お客様の心に寶（たから）が留（とどまる）まる亭（やかた）」と言う思い

が込められており、この書が再発見された平成14年に漢字表記へと改称しました。

 

学生に向けては、「アイデア」を出すことの重要性を繰り返し説かれました。

アイデアは、これまで蓄えた経験や知識を基に、お金を掛けずに創造することが可能だと

言います。

 

同社はホテル内にアーティストが作品を展示販売出来る環境を作ることで、共に利益を生

む収益モデルを構築しました。

 

最後に、会社はモノではなくヒトで動いています。

仕事の生産性は、良い人と協同することで向上することを覚えておきましょう。