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2018年10月12日
企業講話 (株)萌福祉サービス 水戸社長
本日は「MOEホールディングスの見つめる未来」をテーマに、株式会社萌福祉サービスの水戸康智代表取締役社長にご講話いただきました。
同社は総合介護福祉事業者でありながら、「介護を必要としない社会の実現」を目指しています。
この一見矛盾する逆説は、次の理路を辿れば腑に落ちるかも知れません。
被介護者は「できれば介護を受けたくない」と思っています。
人は誰しも他人の介護を受けることに少なからず精神的、心理的負担を感じることでしょう。
そこで、同社は「心と身体の自立」を促すサービス(リハビリなど)を提供します。
そして、自立した元気な高齢者が増えることで、介護サービスの量が総体として減少し、
延いては社会保障費の減少へと繋がります。
これは同時に、介護業界の恒常的な人手不足の問題も解消することでしょう。
同社は、超高齢化社会がもたらす構造的な問題を上手く解決に導くことで存在意義を示し、
介護ビジネスの地平を広げていると言えるのではないでしょうか。