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2019年6月7日
企業講話 北海道ツアーズ(株) 東会長
本日は、「地域主導型観光と第三国観光への挑戦」をテーマに、
北海道ツアーズ株式会社の東良和代表取締役会長にご講話いただきました。
第三国観光とは、インバウンドでもアウトバウンドでもない、外国人客を日本以外の国や地域へ送り込むサービスのことです。
例えば、中華圏の旅行客をニュージーランドへ送るといった一切日本を介さない観光事業のことで、
東会長は新しい観光マーケットとして早くから目をつけていました。
親会社の沖縄ツーリスト株式会社では、2017年ニュージーランド南島クイーンズタウンに
日本の会社としてはじめてレンタカー事業の拠点を設置、翌年には同クライストチャーチにも
新たな拠点をつくり、こうした海外市場の開拓に果敢に挑戦しています。
インバウンドの増加で依然活況を呈する国内旅行市場ですが、それを尻目に早速次の一手を打っていたという訳です。
東会長が力点を置いたのは、とにかく「準備」を怠らないということでした。
未来に起こることを当事者として捉え、未来のために準備し行動すること。
ルイ・パスツール(フランスの細菌学者、1822-1895)もこう言っています。
「Chance favors only the prepared mind(準備なき者にはチャンスは決して訪れない)」と。