CA 札幌商工会議所付属専門学校

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2019年7月12日

企業講話 弁護士法人神戸・万字・福田法律事務所 神戸先生

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本日は、弁護士法人神戸・万字・福田法律事務所の神戸俊昭先生にご講話いただきました。

 

司法や医療、教育の現場には「先生」と呼ばれる職業的専門家がいて、それぞれが職業的規律を持っています。

我々が医者にかかる時、医学に関する知識が十分でなければ、例えば「その検査は本当に必要か」といった素朴な疑問を呈することすら難しいでしょう。

このように、外部の人間が専門家の仕事内容をチェック(評価)することは、構造的に不可能です。

それでは、彼ら専門家は何を規範として自律を許されているのでしょうか。

神戸先生は、それを「美意識」だと表現しました。

変化のスピードが速い現代社会では、時折法整備が追い付かないグレーゾーンが現出します。

そこで意思決定を行う者は、自ずと善悪といった「価値判断」を必要としますが、その「価値判断」を基礎づけているのが「美意識」だという訳です。

 

間もなく夏休みに突入しますが、学生の皆さんも芸術や美しいものに触れて「美意識」を高めてみてはいかがでしょうか。