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2019年7月26日
企業講話 越膳恵子社会保険労務士事務所
本日は、「社会人になる前に知っておいてほしいこと」をテーマに、越膳恵子社会保険労務士事務所の越膳恵子代表にご講話いただきました。
最近、ニュース等でよく耳にする「働き方改革」とはどのようなものなのでしょうか。
「働き方改革」とは、一言でいえば「一億総活躍社会を実現するための改革」といえます。
「一億総活躍社会」とは、少子高齢化が進む中でも「50年後も人口1億人を維持し、職場、家庭、地域で誰しもが活躍できる社会」のこと。
こうした機運が高まる背景には、歯止めの効かない少子化の影響による、深刻な労働力不足がありました。
政府は、「働き手」不足の解消のために「働き方改革関連法」を整備し、その一部は今春からすでに施工されています。
長時間労働の是正も改革の柱のひとつで、日本にはかつて「企業戦士」「モーレツ社員」の言葉どおり
すべてを犠牲にして労働することを美徳とする企業文化がありました。
その結果「過労死」が「Karoshi」と英語に翻訳されず(できず)海外に伝わった話は有名ですね。
学生の皆さんも社会に出る前に自分が働く社会の労働環境がどうなっているのか今一度考えてみてはいかがでしょうか。