本日は北海道物流開発株式会社の斉藤博之会長にご講話いただきました。

 

実は、物流に「鮮度」の概念を持ち込んだ先駆者が斉藤会長です。

アイスクリームに賞味期限が無いことは意外と知られていません。

冷凍保存する限り細菌が増えないことが理由だそうですが、日を追う毎に味の劣化が避けられないこともまた事実です。

斉藤会長は工場見学の際に出来たてのアイスを食べて、そのおいしさに感動したと共に、この味を家庭に届けられないだろうかと思い、物流で実現できるのではと考えたそうでう。

 

同社は、アイスクリームを出来立てそのままの味で道民に届けたいとの思いから、特殊な氷（リキッドアイス）で梱包し短時間で店頭へと配送する、人・車・物の一元管理システムを構築しました。

 

「当たり前の価値観の創造」こそが、新しいビジネスを生むヒントだと言われた意味が少し分かった気がしますね。