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2019年9月19日
企業講話 エコモット(株) 代表取締役 入澤 氏
本日は、昨年度の札幌商工会議所主催「北の起業家表彰」で悲願の大賞を受賞された
エコモット株式会社の入澤拓也代表取締役にご講話いただきました。
90年代の「IT革命」は産業構造に劇的な変化をもたらしましたが、時代はすでに次の局面へと移行しているのだそうです。
その名も「デジタル・トランスフォーメーション(Digital Transformation)」。
この言葉は一律に定義することが難しいので、カメラを例に取って考えてみましょう。
まず、フィルムカメラがデジタルカメラに変わる過程を「デジタイゼーション(Digitization)」 と呼びます。
この段階で、フィルム現像の工程が消失し、写真データを送受信できる仕組みが誕生します。
モノのデジタル化に留まらず、オンライン上でデータの送受信ができるという
プロセスがデジタル化する過程を、今度は「デジタライゼーション(Digitalization)」と呼びます。
そして、写真データを使った新しいサービスが誕生し、ビジネスシーンに大きな変革をもたらすこと
或いはその恩恵が社会全体に及ぶ過程、それが「デジタル・トランスフォーメーション(略称DX)」の意味するところです。
IT業界が曲がり角にきていると言われるなか、企業にとってDXの推進は喫緊の課題だと言えそうです。