今回は北海道を代表するお菓子「白い恋人」を販売する石屋製菓㈱の石水社長にご講話いただきました。

石水社長からは会社の歴史、広報戦略などお話いただきました。

 

　　

 

今や北海道だけでなく日本全国に知れ渡っている「白い恋人」が発売されたのは1976年でした。翌77年に全日空の機内食に採用されたことによって全国区の知名度と人気を獲得することになりました。なんと当時の社長石水勲氏が千歳空港の全日空チケットカウンターを訪れ、機内食の担当部署にその場で売り込んだということです。

さらに、北海道銘菓として道内専売することで希少性を打ち出し、「白い恋人」は北海道のお土産として定着しました。

 

その後1995年にチョコレートファクトリーをオープン、2013年には札幌大通りに「ISHIYA　SHOP」「ISHIYA　CAFÉ」「キャンディラボ」開業、2017年には東京銀座に直営店を出店するなどの展開をしております。

 

また広告・広報展開についてはスポーツイベントの協賛、屋外看板、新聞広告では2016年に「第６９回新聞広告電通賞」、2017年に道内の広告賞受賞するなど様々な動きを展開しております。

 

この緻密なブランディング、販売戦略、広報・告知戦略が現在の石屋製菓（株）を築いてきたということで、同社の発展の経緯から、社会に巣立つ学生は、就職を勝ち取るために、面接等でいかに自分を売り込んでいかなくてはならないか、また、どのような視点で仕事に取り組まなくてはならないか。などを感じ取れたのではないでしょうか。

 

次回の講話も楽しみですね。

 

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