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2020年9月8日
企業講話 北海道オール・オリンピアンズ 永瀬 充 氏
本日は、アイススレッジホッケー元日本代表ゴールキーパーで、2010年バンクーバー冬季パラリンピック銀メダリストの、北海道オール・オリンピアンズ、永瀬充様にご講話いただきました。
永瀬さんはバスケットボールに打ち込んでいた高校1年の時に神経の難病を発症し、膝から下が麻痺するという障害を抱えてしまいます。その後、スポーツとは疎遠になりましたが、19歳の時にたまたま病床で手にした雑誌でアイススレッジホッケー(2018年よりパラアイスホッケーに競技名変更)を知り、のめり込んでいきます。そして、パラリンピック4回目の出場となる2010年バンクーバー大会で強豪国カナダを破り、見事悲願のメダルを手にしました。
パラリンピックの父と称されるドイツのルートヴィヒ・グットマン博士は「失ったものを数えるな。残されたものを最大限に活かせ。」という言葉を遺しています。健康を失うことは誰にとっても辛いことですが、いつかは現実を受け入れ、残った身体の機能をどう使うか考えなければなりません。それは、「他人と過去は変えられないけど、自分と未来は変えることができる」からです。
企業講話 北海道オール・オリンピアンズ 永瀬 充 氏 【9月3日】