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2020年12月2日
企業講話 北海道エアポート株式会社 地域共生部長 平池 暁 氏
本日は、道内7空港を経営する、北海道エアポート株式会社の平池暁地域共生部長にご講話いただきました。
道内7空港とは、新千歳空港、稚内空港、釧路空港、函館空港、旭川空港、帯広空港および女満別空港のことで、同社では各空港の特性を踏まえて役割を設けています。
それは、「グローバル(新千歳)」「広域(函館、旭川)」「地域(稚内、釧路、帯広、女満別)」の3種の「ゲートウェイ」に分類されますが、ここで「ゲートウェイ(空港)」の意味を確認しておきましょう。
アメリカのシカゴや、ドイツのフランクフルトは各大陸を結ぶ「ハブ(空港)」として乗り継ぎの拠点となっています。
前者は北米、後者は欧州の其々地理的な「中心」に位置していますね。大陸の端に位置するニューヨークやロサンゼルスは、距離的ロスが生じるため「ハブ(空港)」にはなり得ません。
しかし、そうした端の空港は入国者を受け入れ全米各地へ送り届けるためには最適で、これを「ゲートウェイ(空港)」と呼ぶわけです。
先の7空港は、道内への入り口(ゲートウェイ)として有機的に連携し、観光流動の創出、拡大を目指しています。
企業講話 北海道エアポート株式会社 地域共生部部長 平池 暁 氏