CA 札幌商工会議所付属専門学校

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2017年9月5日

学生広報インタビュー ㈱ドコモCS北海道

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㈱ドコモCS北海道                       インタビュアー

総務部 育成採用担当 主査 山口 規 氏            1年F組 ビジネス情報学科 広報委員 りゅうちゃん

                    

りゅうちゃん)

本日はお忙しい中、企業講話で当校に足をお運び頂きありがとうございます。

早速ですが、質問させて頂きたいと思います。山口様は、育成採用担当とのことですが、どういった学生を採用したいと考えていますか?

 

山口主査)

それぞれ会社様の考えもあると思いますが、私どもでは社会人として自立して自主的に能動的に動ける人ですね。学校と違って課題や教科書を読んで、それをテストで披露することではないですよね。会社というのは色々な計画があって、それに対して自分でどういった問題点があるか、どういった取り組みが出来るかということを自分で計画してスケジュールを立て解決して収益に繋げていくというプロセスになりますので、自主的、能動的に考えて動くとこが出来る人、そういった学生さんとお会いできればと思っています。

 

りゅうちゃん)

当校には情報の学科があるのですが、通信業界ではどういった能力が求められますか?

 

山口主査)

講話でもお話させて頂きましたが、現在は通信会社という枠組みでは捉えきれないような色々なジャンルに飛び出していっています。一つは、広く関心を持って頂きたいです。通信会社、通信業界のお仕事だから通信業界関連への興味・関心だけではなく、例えばですが食品業界に広く関心を持つとか、農業に関心を持つとかですね。それらが全部通信に繋がっていく可能性があるので、広くあらゆる分野で専門家にならなくてもいいですから、多少詳しいでいいと思いますが、色々なことに興味を持って欲しいと思います。

 

りゅうちゃん)

講話でもお話されていた社会人と学生との違いで、自ら考え自ら行動する力というのは、どのように身につければよいのでしょうか?

 

山口主査)

実践だと思います。私自身は学生のころを振り返ると自ら考え行動していた誇れる状況だったかと言うと、そうではありません(笑)。

入社したときに戸惑いましたよ。先輩や上司から「今日は何々をやりなさい」と言われる訳じゃないんだなと。私の場合は、仕事を通じて自分の意識を変革できるタイミングがありましたので今も仕事ができているんだと思います。社会人になると必然的に行動やマインドを変えなければならない状況になるとは思いますが、学生さんでいうと例えばアルバイト、部活でもいいのですが、そこで能動的にリーダーシップを発揮してちょっとした改善をしてみようとか、小さなひとつひとつ何か出来ることがあると思うので、今までの行動を変えてみようと思って行動できれば素晴らしいことだと思います。

 

りゅうちゃん)

最後になりますが、進路を考えている高校生や学生へメッセージをお願いします。

 

山口主査)

高校生や学生の方は、今からこうゆう進路ですと決めている方もいれば、これからどうゆう進路があるのかと調べたり悩んだりしているタイミングだと思うんですね。私もそうだったのですが、夢に向かって一直線という人ばかりじゃないと思います。色んなことを見ながら、何となくこうゆう業界が向いてるのかな、とか、こうゆうことをやってみたいなと思うようになってくると思います。そう思うためには色々な業界、社会の出来事に広く関心を持つ必要があると思います。

また、自分が得意、向いていると思っていることが実は自分で思い込んでいるだけのこともあるので、先生や親御さん、周りの友達など、他人の意見を聞いてみると自分でも気づいていない得意な分野を発見できたり、人からこう見られているんだと、自己理解が進む場合がありますので、そのような取り組みをしてみるのもいいと思います。

 

りゅうちゃん)

質問は以上です。本日はありがとうございました。

 

 

インタビューを終えて・・・

初めてのインタビューだったので、とても緊張しました。

なんとか噛まずに喋ることが出来て良かったです。(りゅうちゃん)