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2017年9月29日
学生広報インタビュー 横山食品㈱
横山食品㈱ インタビュアー(広報委員)
取締役会長 横山 末雄 氏 税務会計学科 そー
そー)
本日は、スーパーや家庭で見たことがある方も多いと思います。ウサギ印のパン粉でお馴染み、横山食品㈱の横山会長にお話を伺いたいと思います。横山会長、よろしくお願い致します。
横山食品さんは今年で創業50周年を迎えられたとのことですが、会社が半世紀もの長い間続いてきた一番の要因は何だとお考えでしょうか?
横山会長)
何といってもお客様。良いお客様に恵まれたということですね。そして会社を支えてくれた社員、役員の皆さんのおかげですね。「無」からの出発だったので、これだけたくさんの良いお客様がいてくれたから続けられたんだと思いますよ。
社訓の一つに「地域社会との連帯感を深めよう」がありますが、地域社会だけでなく人とのお付き合いの中で、段々と認めていただきました。横山製粉で専務をしている時に「横山食品」という会社を創りました。当時、横山製粉はある程度全道的に皆様に覚えて頂いていて「横山」と言ったら「あ、横山製粉かい?」という位でしたから。横山製粉があったから横山食品が続いてこれたのだと思います。両社が相まってお客様をはじめ社会のために尽くそうという思いでやってきていますよ。
そー)
横山会長は貴重な戦争を体験者されたというお話がありましたが、その経験がその後の人生にどのように影響を与え、会社の経営に活かされていますか?
横山会長)
特攻訓練というのは、肉体的にも精神的にも限界への挑戦なんですね。それくらい厳しい訓練でしたよ。戦争があと3ヵ月ばかり延びていれば我々も出撃していたと思います。そうゆう厳しい訓練に耐えてきたということは復員してから最高の力になりましたね。農家をしていたころ、田植えというのは腰が痛くなって大変なのですが私はなんともないんですよ(笑)
どんなに苦しい時があっても予科練時代の苦しい訓練を耐えてきたことに比べたらなんてことないですね。この訓練が私にとって社会人生においての大きな力になり自信になりました。こんなことで負けるかという気持ちで向かっていけたと思います。そうゆう意味では2年弱の軍隊生活は貴重な経験になったと思っています。
そー)
横山会長の考える「社員像」についてお伺いしたいと思いますが、まず新入社員に求められるものと、これから社会へ出る学生たちへのアドバイスやメッセージをお願いいたします。
横山会長)
新入社員に求めるのはやはり「明るさ」ですね。大きな声で明るく接してもらう。これが一番。少しくらいミスがあるのは仕方ないんですよ。人間だからね。それは皆でカバーしたらいいと私は思いますよ。
これから社会に出てゆく若者や学生には、とにかく小さな殻に囚われないで大きく振る舞って欲しいのと活発に活動して欲しいと思っています。
そー)
ありがとうございました。これでインタビューを終了させて頂きたいと思います。本日は貴重なお話をありがとうございました。
インタビューを終えて・・・
前回のインタビューの反省を踏まえて、なるべく自然体で相手に話してもらえるような質問を心がけました。会長のお話は、ともて重みがあって、今の自分に足りないものを改めて気づかせてくれる、そんな内容でした。社会人を目指すうえで今後の学生生活に活かしていきたいと、そう思いました。それと、体を動かして体力をつけようと思いました(笑)