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2017年9月15日
学生広報インタビュー 積水化学北海道㈱
積水化学北海道㈱
代表取締役社長 三浦 浩樹 氏
インタビュアー
1年E組 ビジネス情報学科 りゅうちゃん
りゅうちゃん)本日は、私たちのライフラインを支えてくれている積水化学北海道㈱の三浦社長にお話をお伺いいたします。講話では三浦社長の経験談から働くうえで重要なことをお話頂きました。三浦社長は、新人の時に2件の契約をとった時に嬉しいと思わなかったとのことでしたが、仕事をしていく上で楽しいと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
三浦社長)仕事を楽しいと思った最初のきっかけは会社で経理の仕事をしていたとき、残業が多い職場だったので、工場全体の予算作成のやり方を変えようと思い、やり方やシステムを作って、考え方も変えて試行錯誤しながらも出来上がったときでしたね。1年半かかりましたが達成感を感じました。
りゅうちゃん)庶務の経験談の中で、可愛がられることや信頼を得ることについてお話されてましたが、人間関係を築く上での極意があればお聞かせください。
三浦社長)それは、どれだけ自分流に出来るかということですね。これがいい、あれがいいということではなく、素のままでいる方がかえって上手くいくこともあります。でもその中に思いやりが垣間見れるとベストかな。やり方は人それぞれ違うと思うんですよ。
りゅうちゃん)強い意志と逃げない心は、企業人の言葉とお話されていましたが、それを育てるために必要なものとは何だとお考えになりますか?
三浦社長)そればずっと考え続けてることなんですよね。心の自立という言葉をキーワードにしていたでしょ?心の自立は、どうやったらできるのかというと、自信からくるのではないかと思いますし、自信だけではなく、感受性や美学みたいなものをどれだけ持っているかということになるのかな。それが、どんな時でも自分が自立していられるということの支えになると思いますし、それが自動的に逃げない心にも繋がると思います。でも、今の若い人たちには、どうしても逃げなければならない時には、むしろ逃げた方が良いということをアドバイスするかもしれませんね。
りゅうちゃん)最後に進路を考えている高校生や学生にメッセージをお願いいたします。
三浦社長)全く社会人になる覚悟がないまま会社に入ってしまった。ただ学生のころから自分の人生観はありましたよ。何か思っていることがあれば思い続ければいいと思います。10代で考えていたことが20代中盤、30代になって定点観測のように考えてみるときっと成長していると思いますよ。私が中学生の時は、お前の目標は何だと聞かれ「世界平和です」と答えてしまったのだけれども、今では世界平和ではない目標に変わっているし、きっと考え続けることが大切なんだと思います。
りゅうちゃん)質問は以上です。本日はありがとうございました。