本日は、「就職ってなんだろう」をテーマに、一般社団法人海外人材開発推進機構の中島稔代表理事にご講話いただきました。

このテーマは、「どうして仕事をするのだろう」と後に続きます。

 

「ひとはなぜ働かなくてはいけないのか」。誰もが一度は考えたことがあるテーマでしょう。

かつては、生きるために必死に（働くことに意味を求めず）働いていた時代もありました。

この問いは、日本が経済成長を遂げて豊かになった今日、職業や生き方を自由に選択できる時代において、むしろ切実な意味を持つのではないでしょうか。

 

仕事には当然その対価としてお金をもらうという意味があります。

我々はそのお金で生活するわけですから、「働く＝お金」というのは一つの側面であることは間違いありません。

しかしそれだけでは、ボランティアや、世界的な大富豪であるビル・ゲイツが、今もなお精力的に仕事をする理由が説明できないでしょう。

中島代表理事は、「仕事はロールプレイングゲームと同じ」だと言いました。

ゲームでは、次々とミッション（謎解きや戦闘）をクリアすることで、達成感や充足感を味わうことができます。

これらの多幸感は、仕事によっても、もたらされるのではないでしょうか。